そろばんパチパチ開始まで②
前回の記事で、夏男がトランプが好きなことから、数字の理解が進んでいることに気付いたと書きました。
〇〇と〇〇を足すといくつ??
1万の次はいくつ??
などなど、前々からよく質問されてきましたが、前にも増して数字関連の質問が多い。
そんななか、幼稚園のお友達に、年中さんからそろばん教室に通っている男の子がいて、夏男はそれが羨ましい様子でした。
実は、母ちゃん的に、そろばんは自分が習いたかった習い事の一つなのです。
母ちゃん、小学生の時はお勉強で困ることもなく、割と何でもできるほうの立ち位置でした。
自慢みたいになりますが、通知表的なものも、オール「とてもよい」で。
先生や、親にもよく褒められたな…(過去の栄光)
ですが、中学に行って、数学にものすごく苦しむんです。
計算がとにかく遅くて、図形問題もちんぷんかんぷんで、文章題も解ける気がしない。
すっかり数学嫌いになった母ちゃんは、わざわざ1年生から文系コースがある高校に行きました。
もちろん、数学は計算だけできればいいってものではありませんよね。
上記のように、図形や文章題に立ち向かっていけるよう、空間認識力や試行錯誤する力、読解力なんかが必要です。
ただ、計算が遅いという短所はずっと付き纏ってきたんです。
母ちゃん、就職試験いくつも受験しましたが、その全てで計算問題が出てきました。
でもって、だいたい最初の方に計算させる問題出てくるんですよね。
そうすると、周りは次の問題へどんどん進んでいくのに、自分は必死に筆算繰り返していて、周りと差が開いていくことに焦ってくるんですよ。
今考えると、計算問題だけでなく、全体的に問題を解くスピードが遅かった気がします。文章を読むのもトロいし、理解するのにも時間がかかる。
勝手な自己分析ですが、言うなれば「情報処理力」に恵まれてなかった感じですね。
長くなりましたが、計算が早くできないことによって、結構苦労した感があるんです。
だから、夏男がそろばんやってみたいなぁって言い出した時は、単純に「いいかも〜」なんて考えていたのでした。
また次回へ続きます。